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外山さんの当掲示板への最初の書き込みを再掲する。同年11月06日に私が著した「蕎麦の実の浅漬け」に対する返答であった。
外山時男 蕎麦の実の浅漬け 2003年12月05日(金)13時36分51秒
東京の蕎麦屋です。
蕎麦の実の浅漬け作ってみました。蕎麦屋のくせに知りませんでしたが、想像どおり美味しくいただけました。
酒の肴には、ごく薄味にしてほんのちょっとがいいかなと思いました。やはり少量の味噌漬け牛蒡なんかと一緒に出せばコントラストもついてさらにいいかもしれません。
東京の蕎麦好きは懐石としての蕎麦をうっちゃっているとのご指摘ですが、これは懐石としての蕎麦以前に、懐石そのものをうっちゃっているのでしょう。
以下は半分冗談です。
懐石料理中の蕎麦からは、なんだかノートルダム寺院の屋根にくっつけられたガルグイユみたいな印象を受けませんか。大宗教に囚われた八百万の神の趣があります。だから、逃げろ、逃げろ、とそそのかしてやりたくなるのです。
モルトウイスキーの世界も事情は似ている気がするのですが。
ちがってたらスミマセン。
気づかないうちに私たちは何時死んでもおかしくない歳に達してしまったのです。だからこそ、連れ立ってよく酒を飲みに行きました。恋も酒もそして友も、いまだけ、たった今だけなのですから。
今日はなにも書けません。今日は貴方のための私一人の追悼会です。夜が明けるまで、貴方のために乾杯。
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