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■2004年11月 アーカイブ |
画家の福山知佐子さんの展覧会とドキュメンタリー映画の上映会のお知らせをさせていただきます。
福山知佐子展+花輪和一/宮西計三原画名品選
2004年12月6日(月)―15日(水)pm0:00(初日のみpm4:00開場)―pm8:00
会期中無休
なかのZERO本館地下2階展示ギャラリー
画家・福山知佐子の作品を中心に、福山と交流の深い漫画家・花輪和一と宮西計三の原画作品を展示。会期中の10日と13日には花輪、宮西も出演のドキュメンタリー映画『たった8秒のこの世に、花を』の上映と監督の稲川方人、花輪和一を迎えてのトークイベントもある。
映画『たった8秒のこの世に、花を』上映会
監督・構成 稲川方人
出演 福山知佐子 吉増剛造 花輪和一 宮西計三 他
2004年12月10日(金)+13日(月)pm6:30開場 pm7:00上映開始
上映後トークイベントあり
なかのZERO本館地下2階視聴覚ホール
入場料1,500円
なかのZERO
〒164-0001 中野区中野2-9-7 tel.5340-5000
JR中央線・地下鉄東西線「中野駅」下車、南口より徒歩7分
問い合わせ
福山知佐子を記録する会(球形工房内)
tel:03-5388-6607 fax:03-5388-6609 e-mail:jdw07203@nifty.com
はじめまして。私、古谷忠弘の娘の鍛治多恵と申します。
父の名前で検索していたらこちらへたどりつきました。
父が生前、大変お世話になり有難うございました。
父も本当に11月からの文楽公演に仕事復帰することを
目標として頑張っておりましたが10月の半ばごろから
急に食事が摂れなくなり、点滴を打ちながら4,5日で
退院する予定でしたが先月27日の夜11時ぐらいから
急に意識がなくなり、そのまま28日の朝5時39分に
亡くなりました。
まだ家族の者は父が亡くなったことが信じられなく、
東京に出張に行っているような感覚です。
生前、父は東京と大阪を行ったり来たりしていましたので
その延長みたいです。
本人もきっと悔しかったと思います。
この場を借りてお礼申し上げます。
有難うございました。
鍛冶多恵様
ですぺら掲示板を再度お借りして、先日亡くなられた国立文楽劇場支配人であられた古谷忠弘さんのお嬢様に、そしてご遺族の方々に改めてご挨拶申し上げます。わたくしは仏文学を看板に挙げてゐるものの、単に仏語のABCを教へてゐるだけのしがない大学教師に過ぎません。文楽につきましても、どの附く素人でしかありません。ただ、ご縁あつて住大夫師のご公演のたびごとに「追ひかけ」をし、住大夫師のご謦咳に触れることを何よりの生き甲斐にしてゐる者でございます。
古谷忠弘さんはそんなわたくしの気持ちをいつもお汲み取り下さり、住大夫師が舞台左手で語られる妹背山のやうなときは中央より左寄りに、舞台右手で語られるときは右よりの、しかもそれぞれ一番舞台と住大夫師と錦糸さんを味はふのにふさはしい席をおとりくださいました。東京国立でも地方公演でも、住大夫師にチケットをお願ひしてをりますのに、大阪だけは古谷さんにお願ひするといふのがわたくしの常でございました。大阪のロビーでお礼を申し上げるたびに古谷さんはあの、誰をも魅了せずにはゐない笑顔を湛へられて「いやあ、いつも早く頼んでくれるから全然大変ではないんですよ。これからもいつでもどうぞ」と繰り返すばかりで、わたくしはただひたすら恐縮するばかりでした。11月の大阪公演は、最初ご遠慮しようと思つてをりました。わたくしどもの稼業は実は11月が滅法忙しく、土日もないほどに予定がつまります。授業を休むわけにはゆきませぬから、諦めてをりました。しかし、住大夫師の山科閑居です。もう何度も聴いてはゐる演目ながら、ぜひまた聴きたいといふ思ひがつのり、古谷さんにメールでお願ひいたしました。10月の半ば。お嬢様がお書きになつてをられるところでは、「急に食事が摂れなくなり」といふ時期だつたのでせう。当然お返事はなく、何とも悟らぬ鈍きわたくしは文楽劇場に電話をかけました。古谷さん、いらつしやいますかといふこちらの言葉に、「いまお休みをとつてゐます」とのおこたへ。まさか、まさか御病気がそこまで篤いとは思ひもよらず、夏休みを今頃おとりなのだらうなどと暢気に構へてをりました。そのことだけでも万死に値するやうなものです。ここにて鍛冶多恵さまとご遺族には心よりお詫び申し上げます。
古谷忠弘さんは、文楽を心から愛されてをりました。片言隻語でそれと知れました。わたくしなど、古谷さんの前では文楽が好きだなどとよくも申せたものと反省してゐます。
古谷さんのやうな方がいらしたからこそ、文楽は今の繁栄にいたつたのではないでせうか。
いくら連ねてもご遺族のお悲しみの癒えることはないと痛いほど知りつつ、せめてそのことだけは何度でも繰り返して、拙き筆を擱かせて戴きます。
インターネットの掲示板で、このやうなことをしたためることを赦して頂くとともに、管理人の桜井様、そしてですぺらの一考さんに心より感謝申し上げます。
末尾ながら、古谷忠弘さんのご冥福を今一度心底念じをります。
高遠弘美
大変長らくお待たせいたしました。詩人、季村敏夫氏、瀧克則氏と装訂家、間村俊一氏による同人誌「たまや」第2号が発行となりました。種村さんのエッセイ、高橋睦郎さんの詩など、盛りだくさんであります。
是非、ご一読を。ですぺらに創刊号とともに置いております。定価1200円。おっと、そうだった、一考も寄稿しております。これは皆様に買っていただかなくては。
下記宛、FAXにて連絡いただければ、発送も可であります。
山猫軒
郵便番号 162-0825
東京都新宿区神楽坂三丁目6-28 土屋ビル2偕
FAX 03-5225-7181
本日24日のみとなりますが、おでんとローストビーフをご用意しております。おでんにはちくわぶは入っていません、キッパリ。
なお、25日(木)は6:30より貸し切りとなります。ご了承下さいませ。
また、「たまや 2号」は執筆者の方々のサイン入りとなりました。どうぞお早めに。
種村季弘さんの映画評論集『楽しき没落』(論創社)、5月に刊行予定だったものがようやく刊行となりました。「映画評論」等に掲載された評論の数々と、ロング・インタビューが収録されています。このインタビューは一読の価値ありです。ですぺらにも数冊置いてありますので、是非!!
ですぺらにて忘年会、新年会はいかがでしょうか。少人数から25名までOKです。詰め込めば40名まで大丈夫、かな・・・?メニュー、予算等、ご相談下さい。
12月は31日まで営業です。(日曜、祝日でも予約いただければ営業いたします)
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