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ユリーカ | コレガ何ダカ ワカルカ?

片手に100円ライター。片手にダイナマイト。
ありふれた日常と非日常の狭間で、男は言った「コレガ何ダカ ワカルカ?」

対話(ダイア・ローグ)の妙味とは、あらかじめ話そうと用意され、準備していた事柄以外のナニモノカが、自分でも相手からでもなく、その関係性の中(その途中=プロセス)から生じてくる面白さ。待機していた意味と、伝達可能な言語の節々を掻い潜って、予定調和に亀裂を穿つこと。其れは、天啓のように出現、到来する第三の方法論。
これは、説得でもなければ、説明でもない。近年、喧しい「インフォームド・コンセント(説明責任)」、「アカウンタビリティ(情報公開)」でもない。似て異なる領域にまで、敢えて土足で踏み込むこと。 自他共に知り得なかったことを、ブラック・ボックス=マジック・ボックス=白い何も書いて無い本=リボンにデコレートされた空箱に放り込んで、掻き混ぜられるだけ掻き回す。敢えて、カオスを引き起こすべく、或る種の起爆装置が必要となってくる。もしかするとそれは、黒船から発射された一発の砲弾かも知れないし、東南アジアを焼き尽くしたナパーム、原子爆弾、ダイナマイトと片手に100円ライターでもあろう。けだし、それ程世間は、日常の平静と云う時空間を盲信し切っているからだ。

前述したが、外圧でしか変わらない(変われない。私は変える必要性を感じていないが・・・)とすれば、方法論としての民主主義政治=多数決原理の野蛮さは否定する。戦術論としてのテロリズムは肯定する。それで壊れるようなものは、実は、もうとっくにコワレテイルからだ。この事は、誰しも知ってか知らずか、やり過ごしているだけの日常生活ではないか。ヤラズブッタクリと云うモノだ。
再度、言う。そんなモノは始めからありもしないのだ、と。
色即是空空即是色受想行識亦復如是~。
無いことだけを強調するのは盲目だ。反対に、有ることだけを盲信するのも白痴的にバカげている。無いから有る。有るから無くなる。

私は絶望を知らない。何故なら、決してあきらめないからだ。どんなドン底に突き墜とされても、そこに楽しみを見出せる生き物だ。
けだし私は、私でない限り、あらゆる時代(現在、過去、未来に於いて)、あらゆる場所に存在するからだ。
私は、一人二人とは数え得ない。一カ所二カ所、もしくは、一回目二回目、とのみ数え得る。



投稿者: ユリーカ    日時: 2004年08月04日 01:27 | 固定ページリンク





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