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一考 | うわばみ

 外山さんへ
 無頓着といってもいろんなむとんじゃくがあり、前回ご紹介の佐々木幹郎さんも無頓着に毛が生えたような方だと思います。佐々木さんと酒を酌み交わしていると、アイルランド的な無邪気さ、おおらかさの内に秘めた詩人の悲しいまでの覚悟を思い知らされるのです。その「無邪気さ、おおらかさ」を無頓着と称したくなるのです。同様に、あなたが醸し出す「妙な味わい」に、なにかしら浮世離れしたもの、ノン・シャランな匂いを嗅ぎつけるのです。もっとも、私のそれは蓬頭垢面、蓬頭垢衣の類ですが。
 ベランダでオリーブとはそれもまた豪気なはなしですね。一体どんなベランダなのでしょうか。阪神大震災の折りに庭木はすべて伐採しましたが、オリーブは年毎に1センチは太くなります。10年も経てば立派な大木ではないですか。
 ところで蕎麦の出前の件は今回は見送らせてください。迷惑の掛けっぱなしで恐縮ですが、出版記念会が午後七時から翌日の始発までになりました。参加なさる予定の半数がアスクレピオスの末裔で、うわばみ科に属する高等生物らしいのです。私自身、ホモ・サピエンスのなかの亜種関係とみられているらしく、参加者より費用はすべて酒に費やせとのきつーいお達しでございます。申し訳ございませんが、どうかよろしく。
 上海蟹や藻屑蟹の酒付けは有名ですが、うわばみの酒付けなんぞ、煮ても焼いても食えませんよね。酒にウワバミソウのあしらいがよろしいのではと思いおる次第。



投稿者: 一考    日時: 2004年07月20日 19:54 | 固定ページリンク





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