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高遠弘美 | 一杯のワインのためでなく

 さて、選挙にいつてきませう。
 「生活保守主義」に浸つてゐたのでは、権力者の思ふ壺。
 けふ日、「言論の自由」や「いのちの大切さ」などと声高に言ふと、揶揄軽侮する向きもありませうが、民主主義がいまだ根づかぬこの国にあつて、選挙権を行使しないのは、とくに現下の政治的状況のなかでは、いともたやすく長いものにまかれることにほかなりませぬ。
 一考さんの訴へに呼応して、さて、わたくしもこれから炎暑の中ではありますが、一票の権利を行使してくるつもりです。曽我さん一家の再会といふ仕組まれた「出来事」で、内閣支持率があがつてしまふやうなこの国のありやうでは間違ひなく死に票になつてしまふでせうが、それでも、選挙に行かなければ何も始まらないのですから。
ことしほど、学生諸君にも現今の政治状況を考へるやうに説いた年はありません。
On est aux portes du fascisme!



投稿者: 高遠弘美    日時: 2004年07月11日 10:43 | 固定ページリンク





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