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如月 | マブリもモーツァルトも18世紀


マブリ「市民の権利・義務について」(第三の手紙・その2)を以下↓にアップ
致しました。
http://www.furugosho.com/vertige/kenri-gimu3b.htm
この部分では、ぱら戦争以降のイギリスの内乱や革命、オランダ独立戦争などを
例に、対外戦争と国内戦争(=革命・内乱・叛乱)が比較され、暴政に抵抗して
引き起こされる内戦はけして悪ではないと、かなり過激な原理が主張されます。
18世紀当時、これらの戦争がどのように見られ、評価されていたかを考えるう
えでも興味深いと思います。また1789年にこの著作が出版されたとき、フラ
ンス人がどんな思いでこれを読んだかなどを合わせて考えると、とてもおもしろ
いですね♪
マブリの政治的主張は、基本的に歴史学に裏打ちされているのですが、これを弟
のコンディヤック(1714年-80年)の思想と対比しながら考えることも可
能だと思います。
この兄弟は二人ともすごいと思いますが、マブリは歴史・政治・法律、コンディ
ヤックは認識論・論理学・言語学と互いの研究分野が重ならないようにうまく棲
み分けているのですね。ですから、マブリに不足していることをコンディヤック
で補うことができます。

さて、第三の手紙をアップしてから、天気がいいので、ヴェランダの鉢植えを少
し手入れしました。それで鉢が増えましたので、春咲きグラジオラス(アヤメ
科、南アフリカ原産)、トリトニア(アヤメ科、南アフリカ原産)、ユーコニア
(ヒガンバナ科、南米原産)、黄金オニユリ(ユリ科、日本原産)、舞鶴草(ユ
リ科、日本原産)などをもって明石町へ。そこで、いつもCDをコピーしてくだ
さるということで、moondialさんのお話しも少しでましたよ♪
ちなみに最近の私は夜の女王のアリアはあまり歌いません。さすがにあの超高音
がきついですね。フィオルディリージやドンナ・エルヴィーラに甘んじておりま
す(笑)。



投稿者: 如月    日時: 2004年03月28日 22:19 | 固定ページリンク





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