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一考 | さくらでのお喋り

 積み残しの原稿に手間取りましたが、やっとの思いで終了。しかし、次の締め切りが迫ってきました。新宿で朝まで酒を飲みたいなあなどと、埒もないことを夢見ております。
 12月の10日に酒井潔の「悪魔学大全2」が学研から上梓の予定、「悪魔学大全1」に続いて拙い繰り言を付しました。お買い上げくだされば幸甚です。また「料理王国」の12月発売号にはですぺらでのテイスティングが掲載されます。対象はカリラ、ラガヴーリン、ラフロイグを各六種類づつです。同誌にはカスクについての短文も併載、どうかよろしくお願い致します。

 松井純さんにはトークでお世話になりました。あれでショーになりましたかどうか。心許なく思っております。二十歳の頃の私をおそらくもっとも正確に知っていらっしゃるのは編集長の谷さんと松井さんに違いないのです。だって当時、それ以外のひとと本音すなわち文学論など話し合った記憶はないのですから。人文書院と私との関わり合いについて存分に話せました、感謝致しております。
 U野さんが「煮ても焼いても食えない頑固親父」と一言、K沼さんは「話すことが真っ当すぎる。喋るときは正論ばかりで、なにか腑に落ちない、逆に胡散臭さを覚える。一考さんのいかがわしさが皆目伝わってこない」などなど。生真面目なご批判も頂戴しましたが、私にとっては駄法螺を吹いて煙に巻くがごとき快なる一夜でございました。実はあのあと、メールが入りました。私がお喋りしたヴァレリー・ラルボー全集や稲垣足穂の書簡集を本にしたいとの内容です。たとえ一冊でもはなしがまとまればよろしいのにと思っております。
 次の原稿は間村さんのご依頼、やっつけ仕事では済みますまい。ひとつ濃厚な「とどの涎」を擦り付けねばと覚悟致しております。



投稿者: 一考    日時: 2003年11月17日 23:05 | 固定ページリンク





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