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高遠弘美 | 買ひたい本は神保町では買へません


今朝の朝日新聞で、池内恵さん(池内紀さんのご子息。さとしと訓むらしい)の『アラブの社会思想』(講談社現代新書)が大佛次郎賞論壇賞を受賞したとの記事を読み、面白さうなので、たまたま仕事で駿河台に行つた序でに神保町で探しましたが、つひにみつかりませんでした。東京堂は二階の売り子さんがさすがにちやんと知つていて、こちらは書名と著者名をうろ覚えだつたのに、すぐにわかつて、売り切れてしまつたといふことのみか正確な書名と著者名(ただし、「めぐみ」と言つてゐましたがそれはご愛敬)まですらすら教へてくれたのですが、その前に行つた三省堂は最悪でした。新書の階の担当の女性に「今朝の朝日に載つた」云々を言つてもちんぷんかんぷん。新聞の、せめては本に関するところくらゐ目を通さないのかと言ひたくなりました。前にも三省堂では同様のことが何回かあり、社員教育がなつてゐないなあと慨嘆したのでしたが、けふはそれをまた実感しました。そのあと、知る限りの新刊本屋に行つたのですが、探す人が多いのでせうね、上に書いたごとく結局みつからなかつた次第です。
そこで教訓。
一、すぐにでも読みたい本を探すときは神保町で探すべからず(アリスだつてなかつた、いやいまだに置いてないのですから)。
二、とくに三省堂では買ふべからず。店員のあまりの無知に気分が悪くなるだけです。



投稿者: 高遠弘美    日時: 2002年12月19日 00:17 | 固定ページリンク





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