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松友 | あなおそろし

 どうなのでしょう。仔細に述べる事叶いませんので、代わりにと申し上げるのは心苦しいのですが、あくまでも一般的と思われる内容を記させて頂きます。やや文体が硬くなりますが御容赦を御願い申し上げます。

・ある機種の部品を、別の機種に取り付けることは出来るか?
 まず最低限の事として次の二点が確認できない限り取り付けるのは避けなければなりません。
1-A)取り付ける相手の機種を構成している全ての部品に接触しないか、影響を与えないかを仔細に検討し、安全であることを確認する。
なんとなれば、他の部品にぶつかっていれば取り付ける事が出来ません。また、静止状態で当っていなくても可動する部分が傍にある場合、相手が動く全ての場合において接触することは避けなければなりません。例えばサスペンションがストロークする範囲に部品を取り付けたら、ぶつかってしまい最悪転倒をまぬがれません。また、高温に弱い部品の傍に発熱するものを持ってくるのもそれだけで危険です。これら全てを検証する必要があります。
1-B)対象となる部品の使われる状態が異なっているか、いないかを仔細に検討し、安全であることを確認する。
基本的にメーカーの製品では、組み立てた完成体はもとより個々の部品の状態でもどれだけの負荷がかかるかを実験にて検証し、安全であると確認された上で用いられています。ですので部品の交換を検討するということは、既に用いられている部品にかかわる用件を理解した上でないと避けなければなりません。
 加えまして、これらを解決した後に少なくとも次の点を考慮する必要があります。
2-A)取り付け方は他の部品に影響を与えない上で堅牢・確実にして容易に外れない方法を採る事が出来る。
2-B)取り付け部分、必要な部品や加工した部位が、危険性が無い形状並びに方法を採る事が出来る。
 単車は人体そのものが発揮できる力を超える性能を有しますが、それが故に操る御本人はもとより周囲の方々、環境に対して常に優しくなければなりません。御含み置き戴いておりますように、工場出しの状態はこのような内容をごく一部とした多くの検討を経て出来上がっております。そして改変を加えるということは当初の状態を崩すという意味もあることを御理解願えれば幸いです。ですので、想定しておられる内容が少なくとも前述いたしました点全てを満たし、かつ行うその件に対し自ら負うものである事を願ってやみません。
 なお、あくまで個人的な所感ですが、例えばレース参戦などで実績のある専門店さん、あるいは自作フレームにて車検を取るなどといった事に携わっておられるショップさんですと技術面についてかなりの知識と経験があるとお見受けしますので、直接訪問するなりして質問をぶつけるのが宜しいかとは存じます。

 ひとりごと(あくまでもひとりごと):例えば平面ラジエーターと湾曲ラジエーターだったら常識的に考えればそのままでは付かないような。で、コアの厚みが増える場合はフロント・フォークがストロークした時にタイヤとの隙間が小さくなるような。ラジエーターの容量はレプリカとはいえ排気量差からくる発熱も違うでしょうし電動ファンは空気流量が不足した時の「唯一の対応手段」((((;°Д°)))



投稿者: 松友    日時: 2002年11月13日 02:20 | 固定ページリンク





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