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松友 | デラヘイ135Mも

 漸く観て参りました「フェラーリ&マセラティ展」。今回の展示はキュレーター氏が造形に重きをおいて選択した旨パンフレットに記載がありましたが、正にその通りでした。この展示車両達、恐らくは個人オーナーさんや複数の博物館殿の協力無くしては一堂に会すことは無かったのでしょう、大感謝です。マセラッティは初対面の機種が多く感動もひとしおでした。又、入り口付近のスケール・モデル群の中の大阪万博にやって来たモデューロにも暫し見入ってしまいました。
 既に乗るものである事から離れ展示するに相応しい車があるというのは納得です。この範疇の四輪として、埼玉県は大宮駅傍の「オールドロコ ハタ・クラシックカー博物館」の白眉、1948年式デラヘイ135Mも是非加えさせて下さい。まるで往年の夜会の御婦人方のドレスの如きスタイリング、内装の典雅さは圧倒的です。同車は元々ボディーがオートクチュールであり、コンクール・デレガンスに出場する類のものですので、至極当然の事としてスタイリストが腕を揮ったのでしょう。尚、同博物館はブガッティも数台所蔵し、クラシックカー好きには堪らない場所です。
 名前:オールドロコ ハタ・クラッシックカー博物館
 住所:埼玉県大宮市下町3-7大宮ハタプラザ内
 電話:048-648-0065
 時間:10:00~18:00(毎週月曜日、月曜が祝日の場合その翌日休館)

 さて、話を挫く様で申し訳御座いませんが、トミーカイラZZの最初の型は生産中止が決定しており在庫のみの販売ではなかったでしたっけ、と。少し検索してみますと総生産台数は206台。トミーカイラは今後オートバックスと協力し「ガライヤ」なる車を計画中であると風の噂に聞いております。この中でZZ-2は「RS-01」として既に発表しておりますが、ZZ-3は、どうなるんでしょう。はて。
「ガライヤ」についてはこちらで ttp://www.autobacs.com/asl/
 トミーカイラZZはアルミ押し出し材を車体骨格の基本に用い、その設計思想はロータス・エリーゼに近いものがあります。エリーゼの場合ですと主フレーム単体では何処か一箇所地面に着いていれば片手で楽々持ち上がる程の軽さ、しかも部材の取り付けを接着にて行っていました。恐らくはZZのフレームもかなりの軽さである事が期待され、走りに大きく貢献していると思われます。軽量化が果された車はタイヤの接地状況を常に感じている方が好ましいと存じますが、もともと余裕があるので、やはり操る楽しさが大きいです。何れにしましても高価な車を振り回すのはきっと勇気がいるのでしょうねぇ、と勝手に心配してしまいます。

付記:マクギボンの新規入荷分、大変興味深く、且つ美味しく頂戴いたしました。5年であれだけの香り、舌触り、味が愉しめるというのはちょっとした驚きでした。この場をお借りまして御礼を申し上げます。



投稿者: 松友    日時: 2002年05月29日 19:09 | 固定ページリンク





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