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松友 | よみちゃん、ミニカー、そして「ほしのこえ」

一考様
 暫しの長文を御容赦お願い申し上げます。
 先の書込みにて触れました漫画の登場人物「よみちゃん」ですが、透明ケースに入ったおもちゃの所謂ガチャガチャでフィギュアを見つけました(本品の販売元バンダイでは「ガシャポン」という登録商標で呼んでいるようです)。幸いなことに直に出てきましたので、今度お店にお持ち致します。今回の六種の中にはなかなかなキャラクターもありますが未だ手に入らずそちらは御容赦お願い申し上げます。原作は既に連載を終えた雑誌掲載の漫画で、”癒し系”などと紹介される事が多いそうです。近々の頒布が発表されている次のシリーズでは別仕様の「よみちゃん」が出るようです。
 そのガチャガチャ、例えばスーパーカー消しゴムが記憶にありますが、近年のミニチュアの類の品質は見事なもので、隔世の感があります。御存知のダイドー・デミタス・コーヒーによる二玄社・NAVIの名を冠したミニカー・コレクションはダイキャストによる本格的な作りで車種選択が渋く、十車種各二色づつというのも泣かせます。こちらについて御店にてお客様に月刊・NAVI誌上にて製品化に至る経緯が掲載されていた旨御教授賜りましたのはとても勉強になりました。恐らくは2002年2月号から4月号までの「1/100への挑戦」という3回にわたる記事かと存じます。近隣の図書館にて拝読しようと思いましたが残念ながら貸出し中でした。文中「次があったらスーパーカーにしようか世界の名車にしようか」なる旨の記述もあったようです。どちらも魅力的な組み合わせになりそうですが、動物などと比し興味を持たれる向きが絞られそうな感もあります。今回の人気の程は実際の処どうだったのでしょうかしらん。
 さて、話は跳びますが、ふとアニメーションについて一つだけ。今年2002年の始めに発表された新海誠製作の「ほしのこえ」という作品がCGアニメーション界で注目されているそうです。ここ数年来の一般向けPCの性能向上とCGソフトの充実から、個人でもアニメーションを創れる環境が整いつつあったのは先刻御承知の事と存じます。これまでも地道に製作してきた方々がいらっしゃり、アマチュア限定のコンテスト等はそういった方々の発表の場の最たるものの一つでした。やはりビデオ等何がしかの実体のある媒体での頒布が難しい事に変わりは無く、そうした中でも「ほしのこえ」はこの関門を乗り越える事が出来るのではないかと期待を持って見られているそうです。同氏の前作「彼女と彼女の猫」を併せて収録したDVDは既に初期生産分(噂では一万本とか)をほぼ初めの一週間で売切り、追加の分は扱ってくれるソフト販売業さんの店頭に不足無く並べられるよう準備中との由。氏自身、ネットやブロードバンドの普及と時期が合ったなどの故を挙げておられましたが、本作は目立った広告をしてこなかったにも関わらずのDVD販売等、様々な点で興味深い事例なのだそうです。成る程と思い探してみれば、ネットにて自主制作アニメを配信する向きも増えつつあり、こちらも隔世の感を否めません。
 では。



投稿者: 松友    日時: 2002年05月08日 11:24 | 固定ページリンク





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