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ユニークなボトラーの誕生です。ジョン・ミルロイの兄のウォーレス・ミルロイが新たにコレクションを頒しました、題してベニーヴァー。初回は下記の三点ですが、秋にも頒布されるそうです。
モートラック フレッシュ・シェリー 1974 27年 46度
クライヌリッシュ バーボン・ホグス 1983 18年 46度
リンクウッド バーボン・ホグス 1983 18年 46度
(リンクウッドのバーボン・カスクは珍品。北ハイランド特有のピー
トの効いたアロマが顕著です。)
ポット・スティルの形をしたボトルでお馴染みのリキッド・ゴールド社がセカンド・ボトルを頒しました。題してスピリット・オブ・ザ・アイラ。ケルティック・ヘリテージとのサブ・タイトルが添えられています。
Liquid Gold Enterprisesは1997年にエディンバラで創業。創立者はボウモア蒸留所に勤めていたアンドリュー・グレイ。ちなみに、同氏はブルイックラディ蒸留所の再興にも関与しています。現オーナーは元ワイン商のアンソニー・ウィルスで、アイラ島にキルコマム蒸留所を造ろうと画策中。ロンバード社とのパイプが太く、「カレドニアン・セレクション」の名でカスク・ストレングスを頒しています。カレドニアンとはスコットランドのかつての呼び名。同社のボトルは甘味が深く舌触りはよいが、ボディがいささか軟弱。それ故、ラ・リザーヴ社のコレクション同様、日本人にはすこぶる好評。
ボウモア 1990 11年 40度
(若草の香りとフェノールのキャラクター、柔らかいスモーキー・フ
レーバー)
ハイランド・パーク 1991 11年 40度
(元詰めと比してシェリー香は控え目、クリーミーなスモーキー・フ
レーバー)
ブルイックラディ 1991 10年 40度
(繊細なピート香、すべてが軽くアイラモルト固有の刺激はない)
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