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東さんの尽力によってbk1のホラーサイトに『種村季弘の箱』の「責任編集者のことば」がアップされました。
物議を醸す内容なので、敢えて署名原稿に致しました。かつて谷澤永一さんが「署名のない紙つぶて」で試みられたように、無記名もしくは匿名でものを書くのは大変です。匿名ゆえに匿名で返されるのを覚悟しなければなりません。論争を挑まれた折に相手の顔が見えないのは一種の恐怖です。相手の専門畑を知らずして、いかような反論にも即応する識見と討ち死にする覚悟が必要とされるからです。谷澤さんや肥田晧三さんのように万巻の書冊を繙かれた方ならいざしらず、私がごとき半可通が論争のやむなきに至った時には相手方を無視するか謝罪するかの二者択一しか手立てはないのです。
繰り返しますが、無記名もしくは匿名なら無責任なことは書けません。書き手の名を明記することによってのみ、駄法螺を吹き有らぬ事を書き散らかすのが可能になるのです。
ちなみに、拙文は二頁にわたっています。二頁目の頭は一行あきです。最下段のURLをクリックして下さい。
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