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一考 | ボルボ

 友人宅から23年前のボルボが美しい状態にて拙宅の庭に迷い込んで来ました。ツードアで、ハードトップの外部とシートは黒の革で覆われています。型式はE-26B27。全長490、全幅171、高さ138、乾燥重量1380?、総重量1655?。機械式インジェクション、2660?のV型六気筒エンジンを積載。現状では最高速度140?、燃費はリッターあたり2?、信号で止まる度にエンジンストップに見舞われます。
 六気筒のうち一気筒は動作していませんが、バルブ並びにバルブガイドには損傷なく、プラグとプラグコードを取り替えれば作動すると思われます。エンジンルームにラジエーターのクーラントが飛び散った痕跡あり、エンジンそのものの異常な音量と振動から推し量るに、ガスケットが抜けているようです。恐らく、ラジエーターの液が飛散した後、少しく距離を走行したものと思われます。
 欠損部品はホイール・カヴァーがひとつと、左側の室内灯のプラスチック・カヴァーの二点のみ。左の前照灯の下部よりエンジン上部へ走る吸気用の筒に破れがありますが、これは走行には何等支障無し。
 ガスケットの取り替えは当然として、点火系と六気筒の同調によって最高速度180?、リッターあたり5?の燃費は可能と思われます。走行距離が13万?を超えていますが、ラジエーター・ホース以外、部品交換の痕跡なく、80Aのバッテリーと履いているブリジストンのGグリッドは新品。スターターモーターの磁石の接点とオルタネーターのダイオードに支障あり、簡単な修理で生き返るように思われます。最悪のケースを想定しても以上にラジエーターそのものと燃料ポンプの交換を加えれば万全でしょう。ただし、古い車ですので吸排気は触れず、ラジエーターも入手不可能でしょう。ちょいと問題が残ります。
 贅沢ですが、サスペンションとショック・アブソーバを汎用品に取り替え、車高を3~5?ほど落としてやればスポーツカーらしくなり、路面への食い付きもよくなります。
 はてさて、急ぐ必要も理由もありません。今乗っているチェイサーの走行距離が16.2万?、あと4万?を走りきるまでに序々に修理して行けば丁度具合良いのになあと思っています。
 さて、松友さん、E-26B27についてどのような情報でも結構です。何かあれば御教示下さいな。



投稿者: 一考    日時: 2002年03月19日 18:59 | 固定ページリンク





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