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 | インターネットと犯罪と

父(一考)に何か物の一つや二つ書いてみろとご指名があったのですが、どうも音楽と経済知識以外乏しく、何も書けないので最近ふと考えた事を。 独断と偏見に満ちた下等な文章ですがどうか御容赦を。
この所痛ましい事件が目立ちます。どんな犯罪者でも一番多く動機としてあげるのが「うらみ」ではないでしょうか。最近「キレる」などという言葉がありますが、この「キレる」はなにか自分に対する不快感に対して即座に反応する事を指します。それに対し「うらみ」はその時は反抗できず我慢しなくてはいけない弱者的要素があるわけです。「うらみ」は甘えが根源だ。などという逆接的な捕らえ方が一般的に言われているようですが、最近の事件の動機となる「うらみ」が何かと考えてみると首を傾げる事はありませんか。そう、大部分が被害妄想という言葉で片付けられるのです。その代表例がインターネットの掲示板等の書き込みです。「チャットで、自分のことについてAさんが書き込んだ内容が面白くなかった。いすに座らせて切った。殺すつもりだった」(長崎小6女児殺害)これは成人の犯行ではありませんが、どのネット関係の傷害事件を見ても犯行動機が酷似しています。最近は傷害事件があまりにも多く、殺さない限り新聞にすら載りませんね。また、犯行予告を掲示板に書き込む者もいます。(栃木小一女児殺害)この時に使われたのが「2ちゃんねる」という掲示板です。もう誰でも知ってるであろうこの掲示板は日本の「インターネットが招いた低俗化」による産物の代表格ではないでしょうか。Eメールにも同じ事が言えます。日本人は「携帯を持った猿」と言われますが、正確に言えば「猿になったインターネットユーザー」とでも言うべきでしょうか。日本語が喋れない(掲示板やメール等で)若者、著作権すら知らない歌手。そして何より深刻なのは、子供を幼い頃からインターネットという閉鎖空間にどこの家庭でも平気で閉じ込めているという事にあるでしょう。私の高校でもそうですが、最近は「情報」という授業があります。パソコンの使い方やパソコンで何ができるのか、そんな下らない事を教えるよりも「インターネットの特性」「情報の捕らえ方」「感情のコントロール」「命の大切さ」といったもっと大切な事を教えるべきではないでしょうか。さらに言えばそんな「ごく当たり前」の事を家庭で教えられない無責任な親が増えているだけなのかもしれません。さて、話は大きく逸れてしまいましたが、最近多い理解に苦しむ犯罪心理を紐解くぐらいならより正確でより大人な「メディアリテラシー」を子供に植え付ける必要があるのではと思う今日この頃でした。 駄文、長文そして生意気な文章失礼致しました。
>>一考さん
メールアドレス載せておきます tuba-entertainer@infoseek.jp それからパソコンはの速度は233MHzでした。



投稿者: 隆    日時: 2005年12月29日 11:20 | 固定ページリンク





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