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今年の山本健吉文学賞の詩の部門が季村敏夫さん。評論の部門が加藤郁乎さんと宗田安正に決まった。お三方共にですぺらのお客さんである。季村さんは神戸在の詩人で、神戸時代からの古いお付き合い、間村さんと共に「たまや」を主宰する同人のひとりでもある。宗田さんは俳人で元立風書房の編集長、二十代半ばからのお付き合いで、ずいぶんといろんな本を造ってきた。
いろいろと物議をかもす文学賞であり、裏に控える角川春樹さんそのひとが、俳句部門の受賞者である。だが、事情がどうであろうとも、評論の二人の選者のひとりは私が信頼する飯島耕一さんである。よって今回ですぺらのお客さんから三名もの受賞者が出たのは嬉しい。授賞式は山の上ホテルで七月二十二日。金曜日だが、おそらく当店は貸し切りになる。その頃は私もいささか元気になっているに違いない。
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