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一考 | ですぺらあれこれ

 外山時男さんがですぺらへいらっしゃいました、お連れさん共々娯しい語らいに終始。外山さんは想像したとおりのけったいな方でした。結滞ではなく、関西方言の卦体でございます。東京風に申せば稀代、あやかし、きてれつ、へんてこりんの意が含まれます。澁澤龍彦さんほどではないにせよ、やはり風采は小振り、しかるに発言は大胆、思惟するところは磊落にして雄渾。無頓着が割烹着をまとってふんぞりかえるの図を思い起こしてください。間違いなく、私のもっとも好きなタイプの御仁だったのです。
 外山さんがいらした日、遅れて福島泰樹さん、佐々木幹郎さん、間村峻一さんたちがいらっしゃいました。虚説閑話、辞柄、珍談が夜を徹してつづき、あちらこちらで微睡むひとあり。嫌がる佐々木さんを口説き落とし、結論はあさぼらけの新宿行となりました。どうやら、間村さんと私はともにアナザー軒の癖があるらしく、赤坂で酔いつぶれたことはなさそうです。
 以前、掲示板で紹介させていただいた「オポッサムと豆」所収の佐々木幹郎さんの新しい詩集「悲歌が生まれるまで」が月末に思潮社から上梓されます。ですぺらでの出版記念会は8月7日(土曜日)、詳細は追って掲げますのでよろしく。



投稿者: 一考    日時: 2004年07月15日 22:47 | 固定ページリンク





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