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外山時男 | 泥鰌

泥鰌ですか。難問ですね。
東京の人間が泥鰌が好きかというと、実はそんなことはないような気がします。
たとえば三社祭のとき、駒方町内では『駒方泥鰌』からの切符が配られて、みんなそこで食事を取るのではありますが、それは旨いとか旨くないとかの話ではありません。
大相撲本場所の冷めた「焼き鳥」同様、そう旨くないのは知ってはいるけれど「食べねばならぬナニモノカ」みたいな感じがします。
これは「文化」の一種なのでしょうか。それとも「文明」の一種なのでしょうか。微妙なところです。ぼくは「文明」のほうに一票を投じる。
「鍋」とは「丸鍋」のことですね。泥鰌を丸のまま煮てどっさり葱をかぶせるアレですね。根深の青いところまでぶった切りにして、臭みが消えるまでぐつぐつ煮る。適宜「ダシ」を足して煮つまらぬうちに食べる。
東京の人間は貧乏臭さが好きなのかも知れません。

だいたい「東京の人間」なんて定義しようがないじゃありませんか。

しかしながら、東京の泥鰌料理については興味あるので、調べさせてください。
それについては充分以上の時間をください。



投稿者: 外山時男    日時: 2004年06月26日 06:00 | 固定ページリンク





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