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インターネットの古本屋でエルヴェシウスの「人間論」を見つけ、購入しました。根岸国孝氏による抄訳で、1966年に刊行されたものです。「世界教育学選集」(明治図書)というシリーズのなかの一巻でした。 それで、もしかしてと思い、巻末の同選集目録を開いたところ、訳者陣のなかにあるべき人の名前を発見しました。「矢川徳光」氏です。彼が訳したのは、「集団主義と教育学」(マカレンコ)、「労働教育論」(ルナチャルスキー)です。他に「レーニン教育論大系」の訳者の一人としても名前が出ていました。 ちなみに、この「世界教育選集」というシリーズは、ソヴィエト教育論とフランス啓蒙思想の教育書のアマルガムのような感じの構成ですね。フランス啓蒙思想関係では、エルヴェシウスの他に、フェヌロン(女子教育論)、コンドルセ(公教育の原理)、ルソー(エミール)が入っています。 * * * エルヴェシウスについては、小サイトの↓ページをご参照ください。 http://www.furugosho.com/vertige/mably/peuple18.htm
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