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如月 | 大月雄二郎さんの展覧会

23日に亡くなった多田智満子さんのお話をしようと、翌日desperaに行ったと
ころ、四谷シモンの状況劇場時代からの友人でパリで活躍する画家・大月雄二郎
さんにばったり会い、2月の展覧会のお話を伺いました。今回の展覧会は「キネ
マの月」というタイトルで稲垣足穂に捧げるものとのこと。渋谷Bunkamuraでの
展覧会、ぜひ足を運んでみてください。
   *   *   *
展覧会会期 2月4日(火)~2月12日(水)
会場 Bunkamura Gallery
http://www.bunkamura.co.jp
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「かつて、ハレー彗星が地球に大接近した時、ぼくもタルホ星雲に少しでも近づ
こうと、銅版画集「一千一秒物語」を神戸玻璃館から出版した。そして17年が
過ぎた…ゼンマイのもどける気配がして、パチンと何かが弾ける音がしたと思っ
たら、懐かしい「Modern Fairly Tales」をふたたび絵の具でなぞっている自
分に気がついて、めまいを覚えた。一千一秒。星のまたたきにも似た「地上の想
い出」をこんどは油彩の紙芝居に仕立てて、童話の天文学者タルホ・イナガキに
捧げようと思う」(大月雄二郎さん――展覧会の案内状より)
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ちなみに、四谷シモンの「人形作家」のなか(97~100ページ)に書いてあ
る、状況劇場と寺山修司さんの天井桟敷の<乱闘事件>の際に、同じ車で逃げよ
うとして四谷シモンと一緒につかまったのは大月さんだったとのこと!



投稿者: 如月    日時: 2003年01月26日 10:02 | 固定ページリンク





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