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一考 | アイラモルトの最新情報

 年末にラガヴーリン蒸留所から10年か12年ものカスク・ストレングスが、明年春先に25年ものディスティラーズ・ボトルが頒されるようです。ご存じの通り、現行の16年ものはリフィール・シェリーの樽を熟成に用いていますので、かつての12年もののようなパワフルな味わいが薄れていました。2000年にハート・ブラザーズ社からボトリングされたラガヴーリン(88年蒸留の12年ものカスク・ストレングス)は稀にみる好コンディションでしたが、今回のカスク・ストレングスも期待出来そうです。
 同じく年末にカリラのディスティラーズ・ボトルが久しぶりに販売されるようです。オフィシャル・ボトルはユナイテッド・ディスティラーズ社の花と動物シリーズですが、それとは異なります。予定では12年か15年もの43度と55度位のカスク・ストレングスの2種類になりそうです。ラガヴーリン同様楽しみなボトルです。

 8月頭にスコッチ・モルト・セールス社の新しいコレクション「ケルティック・クロス」のローハン・ソランが入荷します。ローハン・ソランとはラガヴーリン蒸留所が仕込み用水を取っている川の名、従って中味はラガヴーリン(90年蒸留の12年もの、46度のシングル・カスク)です。スコッチ・インデペンデント・ディスティラーズ社すなわちイアン・マクロード社の樽をスコッチ・モルト・セールス社がリリースしたものです。前回のディスティラリー・コレクションのラガヴーリン(91年蒸留の10年ものカスク・ストレングス)がすこぶる美味なモルト・ウィスキーだったので、早く味見がしたくてじりじり致しております。
 ちなみに、同ケルティック・クロスの9月頒布は91年蒸留のカリラです。アイラ党には堪えられない年後半になります。それにしても、13種類ものラガヴーリンを蔵したバーはですぺらの他にはないと思うのですがねえ。

新入荷2の追加
 【グレンファークラス '88(メーラー・ベッセ)】
 蒸留所のボトリング。リリースは独逸人で仏蘭西ボルドーにてワイン商を営むメーラー・ベッセ社。フレッシュ・シェリー・バットの14年もの、46度。
 他に88年蒸留のダーク・オロロソ・シェリーとマンザニラ・シェリー、81年と79年蒸留のポート・パイプ熟成のボトルの計5種が頒されています。一番人気はダーク・オロロソ・シェリーだそうですが、私の意見は異なります。輸入元はノアキャル。
 【グレンロセス '87(ベリー・ブロス&ラッド)】
 ベリー・ブラザーズ&ラッド社の手になる12年もの、43度。
 本品は蒸留所元詰めのグレンロセスの定番。実に多くのヴィンテージが頒されています。72年以降は現在なお入手可能。本品は赤坂店開店以来、8本目です。すべてヴィンテージは異なりますが、やはり人気ものですね。
 ですぺらにてケース単位で売れたモルト・ウィスキーは他にタリスカー、ハイランドパーク、アードベッグ、カリラ、ラガヴーリン、ラフロイグ、スプリングバンク、オスロスク、ストラスアイラ、マッカラン、グレンモーレンジの計12種です。



投稿者: 一考    日時: 2002年07月25日 14:55 | 固定ページリンク





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