掲示板のエコロジー(テストついで)。
(2007-04-01 00:30:29) by   


桜井さま。
掲示板1.0の件、だいたい格安ベンチャー系は買収されるとアブナイんですよね。牛込櫻会館は満遍なくgoogleにキャッシュされているので、大変便利なのですが...。一考さんが見つけたXreaへの移転はいかがですか?。大容量アップロードがときどきコケますが。

 過去、しかも自らの著述物に恋々とする書き手ほど気色悪いものはなく、それゆえ書き手の美学?として過去にこだわらないというのは、まぁいいのですが、読み手あるいはネットサーファー(死語!)としては、できれば過去ログ&検索もあれば便利か?と。センチメンタルな感傷よりは、実用性の視点です。
 たとえば北海道に行く前に「つぶ貝のおでん」の件をちと確認したい、北海道イチ・アイスクリ〜ムの件を確認したい。で・き・れ・ば、今日は"長々の蘊蓄抜き"(ここ重要!)で...という場合。よーく考えると、ですぺらの営業妨害かも、ですが、書いた本人自体が忘れているトピックが多々あるので...

 書かれたことは、書いたとたんに書き手を離れ、独り立ちするものと思います(特に掲示板はあらゆる話し言葉/書き言葉の中間形です)。そして、本来、時機や文脈とともにあった文章?/書込が、時間軸や肉声や面影と切り離された遺骸となり、横暴な検索エンジンという無数の螽に喰われ、言葉の断片へと切り刻まれていく。誰かの役に立つやも立たぬやもしれず、一生の道を誤らせるかもしれず、頓珍漢な誤解をうけるやもしれず、あるいはおもわぬ解釈や発想へと芽を出すかもしれず...いずれにせよ、遂に単語の引き手もなくなれば、無意味なビット羅列と化して、電脳網の土に還る(?)のですから。
 海馬イラストの裏コンセプトに従っていうならば、海猫が見事なダイビングで海老煎を食べ、してやったはずの海老煎に弱った海猫を海馬が食べ、満腹のシアワセな転た寝で潮に流され刺し網に弱った海馬を漁師が食べ、積年の敵を成敗したはずが思わぬ食当たりに弱った漁師を厳冬の荒海が飲み込み、折しも翌日・押し寄せた流氷下に漂う遺骸をエビが食べ、その海老を...(ぁぁ強引だけどやっと戻った!)ということかもしれません?。
ほな、さいなら。...とかね。


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