「北海道キャンピングガイド」
(2019-10-08 18:29:44) by   


 鱈の白子と鮭の白子がそれぞれ140円で売っていた。通常ならポン酢と塩焼きなのだろうが、北海道に倣っておでんで頂戴した。先日、メルカリでギミックの「北海道キャンピングガイド2005」を買ったのがおでんにした理由である。
 北海道のキャンプ場にかんする著書は多い、しかしギミックのそれは秀逸である。昔は道内の特定の書店でしか入手できなかった。おったまげたのはキャンプ場の数が倍に増えていること。他方、多くのキャンプ場がなくなり、もしくは若干移動してオートキャンプ場になっている。道内のキャンプ場は大半が無料だった、有料の場合も2、3百円。今では場内を閉鎖し、整備され、水洗トイレを設け、各サイトに電源を引き、実に詰まらないキャンプ場になってしまった。かつ利用料は数千円である。身体が不自由になり、北海道へ行くことはあるまいと思い、いとせめて恋しき北海道の本を買った。


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