五月の別れ
(2007-06-17 03:03:43) by   


相澤啓三さんから痛みを共感し、再起を願うとのお手紙を頂戴した。
最愛の友からの贈り物に涙する。
ぜひ、一部をここに紹介させていただきたい。
無断なれど、それを叱責なさる相澤さんではない。
とりわけ「五月の別れ」にはわれらが断腸の思いが詰っている。


木木はみな精気あふるる枝交はし谺返さず五月の別れ
赤坂の煌き暗しまたひとりで生きねばならぬ友を思へば
生活の細部ことごとく敵意もち「いかに」と叫ぶ半記憶の刑
はすかひに俗人ばらを切り分けし少年ダビデは神の庖丁


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