拡張期血圧(最小血圧)mmHg
至適血圧
<120 <80
正常血圧
<130 <85
正常高値血圧
130〜139 85〜89
軽症高血圧
140〜159 90〜99
中等症高血圧
160〜179 100〜109
重症高血圧
≧180≧ ≧110
収縮期高血圧
≧140 <90
高血圧はさまざまな病いの温床、諸悪の根源とでも云えようか。血圧計、体温計、体重計、今ならパルスオキシメーター(千円ほど)も家庭に必要である。診察は必ず血圧からはじまる。それほど大事なものであるにもかかわらず、皆さん気軽に受け止める、もしくは聞き流している。知己にも血圧が高くってねえ、と口にはするが、なんら手当をする手配はない。140を越えると必ず合併症を惹き起こすにもかかわらず。
血圧は一日中定まらない。午前中の病院で測った血圧はもっとも低い、それが自分の血圧と思い定めるととんでもない結果をもたらす。朝130であれば、その方の血圧の平均は140から150である。ただし、収縮期血圧が130であっても拡張期血圧が70台であればまだ救われる。拡張期血圧が60を下回るときは動脈硬化が進んでいる可能性がある。ABI/上肢下肢血圧比、頸動脈エコーをチェックする必要が生じる。ちなみに、わたしの拡張期血圧は60台である。