前項で触れた知己とは須永朝彦さんのこと。指定難病とは発病の原因が明確でないために治療方法が確立していない疾患。それゆえ難病は別にして、通常の手術は2週間が目安になる。従って1箇月を越える入院はまず考えられない。わたしが3箇月に及ぶ入院だったのはステロイドがもたらすさまざまな疾患を併発したからである。 須永さんが沈黙なさって1箇月半、非常に気がかりである。もっとも動かれないわたしには心配することしかできないが。彼には知己が多い、どなたか消息をご連絡いただけまいか。