COVID-19(中共ウイルス)
(2020-05-08 13:26:59) by   


 青山学院大学の福岡伸一さんの「ウイルスは生命の避けられぬ一部」を読んだ。面白い文章があったので紹介する。

 「ウイルスとは電子顕微鏡でしか見ることのできない極小の粒子であり、生物と無生物のあいだに漂う奇妙な存在だ。生命を「自己複製を唯一無二の目的とするシステムである」と利己的遺伝子論的に定義すれば、自らのコピーを増やし続けるウイルスは、とりもなおさず生命体と呼べるだろう。しかし生命をもうひとつ別の視点から定義すれば、そう簡単な話にはならない。それは生命を、絶えず自らを壊しつつ、常に作り替えて、あやうい一回性のバランスの上にたつ動的なシステムである、と定義する見方――つまり、動的平衡の生命観に立てば――、代謝も呼吸も自己破壊もないウイルスは生物とは呼べないことになる。しかしウイルスは単なる無生物でもない。ウイルスの振る舞いをよく見ると、ウイルスは自己複製だけしている利己的な存在ではない。むしろウイルスは利他的な存在である」

 もとより、ウイルスは撲滅できない。今般のCOVID-19(中共ウイルス)にしても、インフルエンザ同様、全ての年齢層に対して感染し、世界中で繰り返し流行する。年内に数種類のワクチンはできるだろうが、すぐに耐性を獲得するため、備蓄するに値するかどうかは分からない。

追記
 一年延ばしたところでオリンピックなど開催できよう筈もない。再度大流行させるだけである。なにを考えているのだろうか。


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