初めてのお便りです。
(2020-03-06 22:30:45) by   


はじめまして。西宮市在住のこんと申します。
三月に入って記事が更新されておりませんでしたが、昨日近況がわかり、意を決してお便りいたします。

今回、失礼を顧みずお便りいたしますのは、山本六三さんのことです。
二月末日より山本六三さんを探しております。
「山本六三」でググりましたらこちらのですぺら掲示板へはすぐに行き着き、1.0からの記事を拝見しております。
いまの時代にあって、ググってこれほどに情報のない作家がいるのかと焦り焦りしながも、県立美術館の学芸員の方の記事と渡邊一考さまの記事に探していた作家像を垣間見ることができました。
有難うございます。
ほかの情報といえばオークション等の売買のことばかり、渡邊一考さまが山本六三さんについて書かれた文章がどれほど貴重か、少し、おわかりいただけますでしょうか。

お若かりし頃のお二方の濃密な日々、激烈なる葛藤のお話は我が身に起こったことを振り返りつつ、想像しながら心を動かされました。それでも情報は極端に乏しく、山本六三という作家像を未だうまく結べずにいます。六三さんに関する本が一冊でもあればなるほどと言って、そこで思考停止できたかもしれません。よすがは一考さまの山本六三論のみ、わたくしには一条の光です。

垣間見えた山本六三像はぼんやりしたままです。もっとくっきりした輪郭を擬えたいのです(「擬える」は一考さまを真似ました)。過去の掲示板に、山本六三さんについて原稿をお書きになるとか、エッセイ集をご準備なさるとありましたが探しきれませんでした。二十年近く前のこととなりますが、ご教示くださいますようお願い申し上げます。

ご体調に大きな波がおありのようですし、そんななか引っ越しのバタバタも重なり、お疲れが出ませんようご自愛くださいませ。
ご返事を心よりお待ち申し上げております。


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