ブレーキシュー
(2018-12-26 06:36:57) by   


 このところ自転車に関する書き込みが続くが、まだ書くことは多い。例えば、ブレーキはキャリパでかけるのではない。あくまでシュー(ゴム)でコントロールするのである。極論になるが、シューさえ良いものを使えば本体はなんだって構わないのである。昨今、シマノ全盛で台湾製のブレーキは二束三文に扱われている。ついこの間まで、シマノのシューはテクトロのシュー同様、使い物にはならなかった。わたしはどこのキャリパを使っても、シューだけはカンパを用いていた。
 昨今、マウンテンバイクやクロスバイクのオンパレードで、太いタイヤばかりが持て囃される。ならば余計にガツンと効くシューは不向きである。コントロールが効く若干柔らかめのシューが必要になる。
 「駐車場で何度かブレーキをかけた程度しか使っておらず、すぐに外して箱で保管。ブレーキのフィーリングが好みじゃなかったので、すぐにシマノのブレーキに変更した」といった書き込みが目に付くが、80年代後半にシマノトータルインテグレーション(STI)が開発されるまではカンパの真似ばかりしていたのでなかったか。第一にガツンを求めるのなら、キャリパーブレーキよりもVブレーキ、カンチレバーブレーキ、ディスクブレーキを求めるべきであろう。仮にシマノのライトアクションが欲しいのであれば、BR6700-G Y84 ポールリテーナーが売られてい、互換性がある。調整可能なトーインブレーキシューなら他のメーカーも作っている。
 シューに戻るが、スイストップは高価にすぎ、シマノとよく似ている。ならば細かいコントロールが効くカンパかBBBブレーキパッドにするべきである。BBBにはシマノ・スラム用(BBS-26HP)とカンパ用(BBS-26CHP)がある。


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