アードベッグ
(2007-05-09 19:14:59) by   


 この一箇月、拙宅には電話がなかった。連休のあいだにファクシミリホンが入ったのだが、それまで各地のインポーターのウィスキー情報からは隔離されていた。ファクシミリホンはオークションから購ったのだが、その相手が明石の住人で、ですぺらをご存じだった。従って入金前に電話が届き、即刻利用させていただいた。
 必要最低限の情報をさっそく取り寄せ、これまた最小の荷を注文。本日、インプレッシヴ・カスク・シリーズのアードベッグが入荷した。ヴィンテージは2000年、ボトリングが2006年のカスク・ストレングス、アルコール度数は62.7度、熟成はシェリー樽である。
 アードベッグ蒸留所が樽の販売を停止して久しく、先月入荷されたダグラス・レインの12年ものは18000円の高値になったにもかかわらず、即日完売された。ゴードン&マクファイルの手持ちもなくなり、これからは急騰するものと思われる。上記インプレッシヴも、国内への入荷はわずかに60本、アイラ党にはこたえられない一本である。
 先日、二割引と書いたが、新入荷のボトルはそのかぎりではない。スプリングバンク12年、シグナトリーのロングモーン16年など、四月に入ってからの7本の値引きはしない。十分な安価をつけているからである。もっとも、バックバーの酒は約1000本、7本では1パーセントにも充たない。どのみち、安売りをしたところで、元々安い酒しか売れないのは承知している。


次の記事へ >
< 前の記事へ
TOPへ戻る
新規記事は投稿フォームから

Powered by
MT4i 3.0.7