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大人の耳   一考   

 

 気導聴力が20デシベル以内ならほぼ正常、30~40デシベルなら軽度難聴(小さな声が聴きにくい)、60デシベルなら中等度難聴(日常会話に支障あり)、80~90デシベルなら高度難聴(日常会話ほぼ聞こえない)となる。わたしの右耳は85.8、左は60.0、左右共に立派な大人の耳である。
 「大人の耳」はスピーカーのテレビCMだが、現実には小児難聴の方が問題である。先天性難聴は新生児約1,000人に対して1乃至2人の確率で罹患する、他にも滲出性中耳炎・慢性穿孔性中耳炎・中耳奇形・中耳真珠腫などがあって神大病院の小児難聴の科目は賑わっている。

 先日、医師から補聴器購入と調整はどこの病院でと訊かれた、ヤフオクで買い調整は自分でと応える。4.5万円はするが、いくらで買ったのか。4000円ですが既に5器購入しました。そんな方法があるのね、はじめてのケースです、と医師同士で笑いころげる。補聴器の選択と調整は病院の仕事で、それができるなら診察はもう不要です。
 わたしの耳は日々聞こえなくなっている。半月毎に調整しなおさなければならない。みなさんはどうしているのやら。早晩、左耳も高度難聴になります、とにかく耳に負担をかけないように、補聴器のボリュームも極力下げて用いてください、との医師の言葉をあとに病院を出た。


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2022年10月12日 13:33に投稿された記事のページです。

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