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憩室と口内炎   一考   

 

 透析時から失神の際は全身が痙攣に見舞われるのは常で、全身が海老のように反り返り、がくんがくんと急激な収縮を繰り返す。内視鏡検査の結果、今回の出血は憩室、出血箇所は三箇所、やはり下血による貧血が失神の理由だった。
 車椅子に縛り付けられ、トイレの中まで看護師が付き添う、ベッドを離れるとナースセンターのブザーが鳴るという完全看護。用便中も看護師が付き添うのは病人になって慣れた。最終的な個人情報とはオケケの数と性器の臭いぐらいなものだが、わたしに個人情報なるものはなにもない。
 31日から4日までは総量100グラムの雑炊、5日以降は8日昼まで禁飲、禁食である。泌尿器科の医師は反対していたが、消化器科の医師の口添えによって9日から粥が出た。爾来体重は63.5キログラムで静止している。ちなみに、ドライウェイトは65キログラム。
 ところで、菠薐草(ほうれんそう)のお浸しに味が付いていて驚かされる。口内炎に滲みて食べられない。菠薐草には菠薐草の味があり。温野菜(最近はソテーと称するらしい)にも箇々の野菜の味がある。さかしらな味付けは止めていただきたいもの。それが病院食の基本である。
 アシクロビルとイソジンガーグル液を処方される。これで口内炎は治る。


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2013年03月17日 07:59に投稿された記事のページです。

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