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腸と穿孔   一考   

 

 6日に何とか動かれるようになったので、7日に病院へ。採血を済ませ、採尿のためにトイレへ這入り、そのまま失神。医師、看護師3名、男性職員2名によって助け出される。病院で良かった、これが拙宅だとどうにもならない。下手すれば腐乱屍体ができあがっていたかも。
 下血は少ないと思っていたが、血圧は失神時60を切ったようである。意識を回復したのは70近くに戻ってから。それにしても、意識が戻ってからトイレでストレッチャーに乗せられて臨時の病室へ行くまでの間、気が狂うような腹痛だった。当然、緊急入院である。
 レントゲン、CTスキャンを撮り、3.6に跳ね上がったクレアチニンを落とすため、初日13本の点滴、8日の内視鏡に備える。泌尿器科と消化器科の医師が入り乱れての診察だった。このような大騒ぎになったのは腸の穿孔を疑っていたからで、もしそうなら小腸と大腸の部分摘出になっていた。
 サイトメガロウィルスの腸炎は穿孔が付きもので、一刻を争う、もっとも危険な腸炎とされる。


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2013年03月16日 07:17に投稿された記事のページです。

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