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一考 | ボルボ其の二

 松友さんへ
 書き込みをしながら早朝からBMWと格闘、見込みどおりプラグの換装とキャブの掃除でとりあえず始動に成功。なぜか右側のキャブに水が溜まるという、摩訶不思議な現象あり。同じく右側のジェットにのみ濃厚なぬめりがこびり付いていました。ガソリンタンク内の連結部分もしくはタンクとドレンの間に異常ありと言うのが平凡な見立てですが、燃料パイプはドレンの下部で左右が連結されているにで、ぬめりの理由が分かりません。左右のエンジンに温度差があり、右側の放熱が悪いということなのでしょうかねえ。常にメイン・スタンドを用いているので、なおのこと理由がわかりません。

 ボルボの方はご指摘の通り262Cです。エンジンは260と同じ3速オートマのPRVのV6を積んだタイプです。私が記載したのはエンジンの型式です。ボルボの中でもちょっとした希車のようです。初年度登録が57年、従って登録前年の1981年、最終年の262Cになるわけですね。
 リフトアップしてみました。ローターの研磨面とブッシュの一部にヘタリがありますが、腐食と水漏れは問題なし。後は例によって、フューエル・フィルター、マフラー、ブレーキホースとドライブシャフトのオイル漏れ、ポール・ジョイント、ドライブ・ブーツ等々大きな問題はなし。以前の所有者は結構気を遣って乗っていたようです。
 チェイサーの話ですが、東京へ来てから100キロ・オーヴァーからの急制動に不安があり、ローターを研磨しました。しかるに、有効だったのは一箇月のみ。例によって、例の橋の上で120キロから急制動、車は右へ45度で停車。これでは町中でやばい運転は出来ません。NSXやGTRが前方で急制動を掛けた時のことを想像しますと怖くなります。やはりブレーキはブレンボですね。国産は話になりません。雨降りの川越街道で前方のベンツ500Cが事故で急制動、目にも止まらぬポンピングで止まったのですが、その距離僅かに10センチ、冷や汗をかきました。否、10センチに汗をかいたのではなく、後続車があれば死んでいたかも。
 話を戻します。クーラントの飛散はエンジンのヘッドからではなく、エンジンとラジエーターを結ぶパイプの損傷によるもの。電話で問い合わせたのですが、その後かなりな距離を走ったらしく、きつく叱っておきました。ガスケットは一部焼き付いています。友人には悪いのですが、素人さんがこういう車に乗るのはよくないですよ。古い車はエンジン・ルームでスチームが使えず、掃除には苦心させられそうです。
 お申し越しのごとく、正規輸入車ではありませんね。タイヤハウス等にこびり付いた泥によって車重を量るのは不可能です。機械式のインジェクションというのが食わせ物で見るのもはじめて、これは分解してみる他手立てなく、インテーク・マニフィールドに取り付けられたの三つのポッチの役割も定かではありません。
 セブン同様、マツダの最初期のロードスターも始動が大事だったと聞き及んでいます。暖機に時間がかかったそうです。それを思えば、BMWの暖機は走り出してから、それなりに利点もあるのですね。ホンダの125は梅子さんの愛車ですが、まったく乗らないので、乗る度にキャブレターのガソリンを捨てねばなりません。動かなくなるのも時間の問題かと思われます。だって、私は120キロしか出ないバイクなんぞいやですよ。
 いろいろお調べいただき有難う御座いました。ではまた、お店にてお会いしましょう。



投稿者: 一考    日時: 2002年03月21日 18:50 | 固定ページリンク





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